フランスパンはハンガリーが生んだ
フランスパンが生まれたのは1840年。当時パリで売られていた粗悪なパンに飽き飽きしていたオーストリアの大使館員が、ハンガリーから職人を呼んでウィーンのパンを再現させたのが、現在のフランスパンの原型である「パン・ヴィエノワ」だったといいます。
当時のパリの人々にとって、白くてキメの細かいこのパンの出現は衝撃的でした。やがて粗悪なパンに替わり、フランスパンが一躍、主食の座に躍り出たのです。
「カルポナーラ」の語源は「炭焼き」
カルポナーラは、日本語に訳すと「炭焼き」という意味。炭焼き職人は長期にわたって山小屋にこもる必要があるため、保存食として乾燥パスタや塩漬け肉(ハムやベーコン)そしてたまごが欠かせませんでした。
これらの材料を混ぜ合わせて作られたのが、カルポナーラ・スパゲッティ。味の決め手の黒こしょうは、炭火焼のなごりだと考えられています。
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